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【富山第一銀行】据置:A/安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0959

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http://www.jcr.co.jp

15- D- 0959

201 6 年 3 月 1 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社富山第一銀行

(証券コード:7184)

【据置】

長期発行体格付 A

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) 富山県富山市に本店を置く資金量約 1.1 兆円の第二地方銀行。格付は、地元金融マーケットにおける安定

したプレゼンス、健全性の高い貸出資産の質や資本の充実度などを反映している。収益力は一定の水準は

維持可能とみられるものの、経費の大幅な増加もあり低下傾向にある。株式や投資信託の保有残高が多い

ため、有価証券運用に係るリスク・リターンを適切にコントロールしていけるかが今後の注目ポイントで

ある。

(2) 貸出金利回りの低下が続く中、これまでは有価証券投資の拡大によりコア業務純益を増加させてきたが、

市場金利の一層の低下により収益の下方圧力は強まっている。16/ 3 期上半期の ROA (コア業務純益ベー

ス)は 0. 5%程度と投資信託解約益の寄与もあり業界平均より高い水準を維持しているものの、本店の新

築移転に伴う費用増加を主因として大幅に低下した。与信費用などを吸収していくことは可能とみられる

が、収益力は今後も低下傾向で推移する可能性がある。

(3) 金融再生法開示債権比率は15 年 9 月末で1. 76%と低い上、総与信に占めるその他要注意先債権の残高が

少なく、分類率も抑制されている。大口の不良債権が少ないことや、要管理先や破綻懸念先に区分される

与信上位先に対しては DC F 法に基づく保守的な引き当てが行われていることから、今後も与信費用が連

続して多額となるリスクは小さいとみている。

(4) 有価証券運用においては、株式や投資信託の残高を近年急速に増やしており、有価証券全体に占める割合

はそれぞれ 2 割近くまで高まっている。価格変動リスクは大きく、今後の有価証券投資方針および市況の

変化が評価損益や収益などへ及ぼす影響を注視していく必要がある。

(5) 連結コア資本比率は 15 年 9 月末で 12.6%。一般貸倒引当金などを除いたベースでも 12%台が確保されて

おり、資本の充実度は高い。有価証券に係るリスクが顕在化した場合でも十分吸収可能であり、リスクア

セット対比で良好な資本の水準を維持していけるとみている。なお 16年 3月に株式上場に伴う増資を予

定しているが、格付に与える影響は限定的と J C R では考えている。

(担当)阪口 健吾・中山 智佳 ■ 格付対象

発行体:株式会社富山第一銀行

【据置】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 2 月 26 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:野上 正峰

主任格付アナリスト:阪口 健吾

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「銀行等」(2014 年 5 月 8 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 株式会社富山第一銀行

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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